Alexa.ConsentManagement.ConsentRequiredReporterインターフェース1.0
現時点で、
Alexa.ConsentManagement.ConsentRequiredReporter
インターフェースは、ja-JP
(日本)での使用のみに制限されています。この機能を使用するには、Amazonビジネス担当者にご相談ください。Alexa.ConsentManagement.ConsentRequiredReporter
インターフェースをAlexaスキルに実装すると、ユーザーは、Alexaによるデバイスの制御に関する警告に同意する必要があります。たとえば、電気ヒーターの電源をリモートでオンにすることで生じる可能性のある火災の危険に関する警告などです。同意の必要な警告のリストを検出応答で指定します。このインターフェースを追加する際、同意の確認は、必ずAlexaでデバイスを制御する前に行ってください。特定のデバイスやディレクティブについてユーザーの確認が必要な場合は、代わりにVerificationsRequiredオブジェクトを検出応答に追加します。
Alexa.ConsentManagement.ConsentRequiredReporter
インターフェースがサポートする言語については、機能インターフェースとサポートしている言語の一覧を参照してください。メッセージプロパティの定義については、Alexaインターフェースのメッセージとプロパティを参照してください。
出力可能なプロパティ
Alexa.ConsentManagement.ConsentRequiredReporter
インターフェースには、出力可能なプロパティはありません。
検出
Alexa.ConsentManagement.ConsentRequiredReporter
インターフェースをサポートするエンドポイントは、Alexa.Discovery
の標準検出メカニズムを使用して表します。
Alexa.ConsentManagement.ConsentRequiredReporter
インターフェースはスマートプラグにのみ使用できます。configurationオブジェクト
Alexa.ConsentManagement.ConsentRequiredReporter
には、標準の検出応答フィールドのほかに、次のフィールドを含むconfiguration
オブジェクトを含めます。
プロパティ | 説明 | 型 | 必須 |
---|---|---|---|
|
同意の必要な内容を指定します。 |
オブジェクトの配列 |
◯ |
|
デバイスメーカーで義務付けられている同意の内容を指定します。現時点では、Product Safety Electrical Appliance and Materials Act(PSE法)に対する同意のみをサポートしています。 |
文字列 |
◯ |
検出応答の例
以下は、プラグを制御し、Alexa.PowerController
、Alexa.ConsentManagement.ConsentRequiredReporter
、Alexa.EndpointHealth
の各インターフェースをサポートするAlexaスキルのDiscover.Response
メッセージの例です。
{
"event": {
"header": {
"namespace": "Alexa.Discovery",
"name": "Discover.Response",
"payloadVersion": "3",
"messageId": "一意の識別子、バージョン4 UUIDが望ましい"
},
"payload": {
"endpoints": [{
"endpointId": "プラグのエンドポイントの一意ID",
"manufacturerName": "エンドポイントのメーカー名",
"description": "Alexaアプリに表示される説明",
"friendlyName": "リビングのヒーターのプラグ",
"displayCategories": ["SMARTPLUG"],
"additionalAttributes": {
"manufacturer": "エンドポイントのメーカー名",
"model": "デバイスのモデル",
"serialNumber": "デバイスのシリアル番号",
"firmwareVersion": "デバイスのファームウェアバージョン",
"softwareVersion": "デバイスのソフトウェアバージョン",
"customIdentifier": "デバイスのカスタム識別子"
},
"cookie": {},
"capabilities": [{
"type": "AlexaInterface",
"interface": "Alexa.PowerController",
"version": "3",
"properties": {
"supported": [{
"name": "powerState"
}],
"proactivelyReported": true,
"retrievable": true
}
},
{
"type": "AlexaInterface",
"interface": "Alexa.ConsentManagement.ConsentRequiredReporter",
"version": "1.0",
"configuration": {
"consents": [{
"name": "PSE"
}]
}
},
{
"type": "AlexaInterface",
"interface": "Alexa.EndpointHealth",
"version": "3",
"properties": {
"supported": [{
"name": "connectivity"
}],
"proactivelyReported": true,
"retrievable": true
}
},
{
"type": "AlexaInterface",
"interface": "Alexa",
"version": "3"
}
]
}]
}
}
}
変更レポート
エンドポイントの状態の変化をプロアクティブに出力するには、Alexa.ChangeReport
イベントを送信します。プロアクティブにレポートするプロパティは検出応答で特定します。変更レポートの詳細については、状態および変更レポートについてを参照してください。
Alexa.ConsentManagement.ConsentRequiredReporter
インターフェースには、プロアクティブに出力可能なプロパティは定義されていません。ただし、スキルに実装しているほかのインターフェースについて変更レポートを送信する必要があります。関連トピック
最終更新日: 2024 年 07 月 03 日