おすすめ機能に関するベストプラクティス
おすすめ作成のベストプラクティスは以下のとおりです。
- おすすめと通知の違いを理解する
- ユーザーへの通知をパーソナライズする
- 古いカードを削除する
- 通知数の制限を超過しないようにする
- 1回に表示されるおすすめの数を制限する
- おすすめをバックグラウンドアプリとして送信する
- 戻るボタンのイベントを処理する
- 良質な無料コンテンツを提供する
- 次のステップ
おすすめと通知の違いを理解する
- おすすめは、ユーザーに喜ばれそうなコンテンツを案内するものです。ユーザーの履歴、新しいコンテンツ、関連コンテンツに基づいて作成されます。
- 通知は、アプリに関する更新についてユーザーにお知らせするものです。更新内容の例としては、新しい機能、新しいレベル、新しいリリースバージョン、アプリの内容の変更、新しく獲得したバッジなどがあります。
ユーザーへの通知をパーソナライズする
おすすめは、ユーザープロファイルに基づいてパーソナライズすると最も効果があります。ユーザーの興味、プロフィール、最近のアクティビティをチェックしておすすめを提案するとよいでしょう。おすすめをパーソナライズすれば、アプリに対するエンゲージメントと関心が高まります。
古いカードを削除する
古いカードを削除して、おすすめを常に最新で魅力的な状態に保つようにします。後からコンテンツを削除できるように、過去に表示されたコンテンツやアクセスされたコンテンツを記録しておきます。たとえば、ユーザーがおすすめのコンテンツを見終わったら、そのコンテンツはおすすめから削除します。
古いおすすめをいつまでも表示していると、ユーザーがアプリをアンインストールしてしまう可能性があります。
通知数の制限を超過しないようにする
Androidでは、1パッケージで最大50件の通知制限があります。この制限には、アプリによって送信されるおすすめとそのほかの通知の両方が含まれます。
通知が50件を超えると、次のようなエラーが表示されることがあります。
W/NotificationManager﹕ notify: id corrupted: sent 51, got back 0.
この制限があるために、(通知が50件を超える場合は)新しい通知を送信する前に古い通知をキャンセルする必要があります。
1回に表示されるおすすめの数を制限する
一度に大量のおすすめを送信しないようにします。おすすめは、一度に5つずつの小さなグループにまとめることを検討してください。
おすすめをバックグラウンドアプリとして送信する
アプリによっては、おすすめをバックグラウンドプロセスとして送信するものもあります。ただし、使用可能なメモリ量を超えるとバックグラウンドプロセスは強制終了される可能性があるので注意してください。
代わりに、トリガーポイントを使用しておすすめを送信することもできます。トリガーポイントでは、AlarmManager
を使用して一定の間隔でおすすめを繰り返し送信できます。繰り返し間隔を期限切れにするには、AndroidのJobSchedule
またはSync adapter
タスクを使用します。
戻るボタンのイベントを処理する
戻るボタンを押すと、アプリが終了し、Amazon Fire TVのホーム画面のおすすめの行(ユーザーがおすすめを選択してアプリが起動された位置)に戻るようにします。
良質な無料コンテンツを提供する
ベストプラクティスとして、おすすめの行に無料のコンテンツを送信できます。プレミアム/有料のコンテンツは、ユーザーがアプリを開いた後で積極的に送信することをおすすめします。
アプリで、ハラスメント、強引な販売、不適切なコンテンツの推奨などは行わないようにしてください。アプリの拒否リストに登録される可能性があります。
次のステップ
詳細については、以下を参照してください。