開発者コンソール

手順1: ビデオスキルを作成してデバイスをセットアップする

手順1: ビデオスキルを作成してデバイスをセットアップする

これは、Fire TV対応アプリ用VSKの実装プロセスの最初の手順です。この手順では、Alexa開発者コンソールで最初のビデオスキルを作成し、Fire TVデバイスやEchoデバイスをセットアップします。

Amazon開発者アカウントの作成

既にAmazon開発者アカウントを作成済みの場合は、次のセクションに進みます。Amazon開発者アカウントを作成していない場合は、https://developer.amazon.com/ja/で、画面右上の [ログイン] をクリックしてから [Amazon Developerアカウントを作成] をクリックし、アカウントを作成します。詳細については、開発者アカウントの作成を参照してください。

ビデオスキルの作成

まずビデオスキルの作成を開始して、スキルのアプリIDを取得します。このアプリIDは、Lambda関数を構成するために使用します。

ビデオスキルを作成するには、次の手順を実行します。

  1. https://developer.amazon.com/ja/にアクセスします。
  2. 画面右上にある [開発者コンソール] をクリックします。ログインしていない場合は、ログイン画面が表示されます。ログインしたら、[ダッシュボード] 領域が表示されることを確認します。
  3. メインナビゲーションで [Alexa] をクリックし、[Alexa Skills Kit] を選択します。
  4. [スキルの作成] をクリックします。
  5. [スキル名] フィールドに、スキルの名前(通常はStreamzなどのアプリ名)を入力します。

  6. [スキルに追加するモデルを選択] で、[ビデオ] を選択します。

    Alexa開発者コンソールでのビデオスキル作成
    Alexa開発者コンソールでのビデオスキル作成
  7. 画面右上にある [スキルを作成] をクリックします。

  8. [お客様のスキルID] の横にある [クリップボードにコピー] をクリックします。

    ビデオスキルIDをコピーする
    ビデオスキルID
  9. スキルIDをシンプルなテキストファイルでコンピューター上に保存してください。このチュートリアルを進めるにあたって得られるほかの情報もここに保存します。

  10. スキルが作成されたら、Amazonの社内チーム側で、スキル名を音声で制御できるようにモデリングするための作業を行う必要があります。この手順は、手順10: ライブアプリテスト(LAT)にアプリをプッシュするで、スキルの明示的なターゲット指定をテストする際にも必要になります。このとき、実際に使用するスキル名とスキルIDを、Amazonの音声モデリング担当者に送信します。

Fire TVデバイスをアカウントに追加する方法

ビデオスキルをテストするには、開発者アカウントに関連付けられているFire TV Stick 4KなどのFire TVデバイスが必要です。Fire TVをセットアップして、開発者アカウントに登録します。

  1. Fire TVデバイスで [設定] > [マイアカウント] の順に選択します。
  2. 登録されたアカウントが表示されます。表示されたアカウントがAmazon開発者アカウントでない場合は、名前をクリックして [登録を解除] をクリックし、登録解除を確定します。その後、Amazon開発者アカウントにデバイスを再登録します。

Echoデバイスをアカウントに追加する方法

Fire TVとの音声機能の統合をテストするには、Echo DotなどのEchoデバイスが開発者アカウントに登録されている必要があります。Echoデバイスをセットアップするには、次の手順に従います。

  1. Echo Dotをお持ちでない場合は、注文してください。テスト用に推奨されるEcho Dotは、低コストで小型のEcho Dot(第3世代)です。
  2. Alexaスマートフォンアプリ(Android | iOS)をダウンロードし、以前に使用したAmazon開発者アカウントでログインします。

    プロファイルを確認するには、[メニュー] ボタン Alexaアプリの [メニュー] ボタン をクリックし、[設定] に移動します。一番下までスクロールし、Amazon開発者アカウントでログインしていることを確認します。

  3. Amazon開発者アカウントを使用してEchoデバイスをセットアップします。セットアップの手順については、 Echo Dotをセットアップするを参照してください。

    ビデオスキルの作成に使用した開発者アカウントを使用して、Echoデバイスをセットアップして登録します。デバイスに現在登録されているユーザーを確認するには、Alexaアプリを開き、[デバイス] Alexaアプリの [デバイス] ボタン をタップします。

    Alexaスマートフォンアプリに登録しているデバイスのリスト
    Alexaスマートフォンアプリに登録しているデバイスのリスト

    目的のデバイスをタップします。[登録先:] フィールドに、登録済みのAmazon開発者アカウントが表示されます。

    Echo Dotのセットアップについては、Echo Dotをセットアップするを参照してください。Echoデバイスをセットアップするには、スマートフォンにAmazon Alexaアプリをインストールしておく必要があります。AlexaスマートフォンアプリとEcho Dotの両方が同じWi-Fiネットワーク上にあることを確認してください。

    Fire TVの場合と同様に、Echoデバイスが別のAmazonアカウントで登録されていた場合は、登録を解除し、開発者アカウントで再登録してください。Echoデバイスの登録を解除するには、アプリで [デバイス] Alexaアプリの [デバイス] ボタンをタップし、ご使用のデバイスをタップしてから、[登録解除] をタップします(Amazon.co.jp[アカウント&リスト] > [コンテンツと端末の管理] の順に選択し、[端末] タブをクリックして、デバイスの登録を解除することもできます)。

次に、Echoで受信した発話を使用してFire TVを制御できるように、Fire TVとEchoデバイスをリンクする必要があります。Amazon Alexaアプリを使用して、Fire TVにEchoをリンクします。EchoをFire TVにリンクするには、次の手順を実行します。

  1. まず、Fire TVとの既存のペアリングを解除します。Amazon Alexaアプリで、[メニュー] ボタン(左上隅)Alexaアプリのメニューボタン > [設定] > [TV・ビデオ] の順にタップします。リストを下にスクロールし、下部に「有効」と表示されているスキルを探します。「有効」と表示されているスキルがあればクリックし、[スキルを無効にする] をクリックして、TV・ビデオのスキルをすべて無効にします。

    ビデオスキルを無効にする
    ビデオスキルを無効化
  2. この画面([設定] > [TV・ビデオ])で、[Fire TV] をクリックします。
  3. [Alexaデバイスをリンク] をクリックします。

    [Alexaデバイスをリンク]
    [Alexaデバイスをリンク]
  4. Alexaデバイスで制御するFire TVを選択します(以前にAmazon開発者アカウントで構成したFire TVを選択してください)。[続行] をクリックします。

  5. アカウントに関連付けられているAlexa搭載デバイス(Echo Dotなど)が表示されます。デバイスを選択し、[デバイスを接続] をクリックします。

    Echoデバイスでビデオスキルを有効化
    Echoデバイスでビデオスキルを有効化

    正常に終了すると、次のような画面が表示されます。

    正常に終了した画面
    正常に終了した画面

    この例では、「Tom's Fire TV」は「Whiskers」という名前のEcho Dotにリンクされています。

    これでEchoデバイスとFire TVのリンクは完了です。Alexaスマートフォンアプリで [ホーム] ボタンをクリックするか、アプリを閉じます。

  6. 次に、Echoに向かって「アレクサ、『ボッシュ』を探して」と言います(Fire TVリモコンのマイクは使用しないでください)。Fire TVが「Fire TVから『ボッシュ』を取得しています」と応答し、『ボッシュ』の詳細ページが表示されます。

    Fire TVの代わりに、Alexaが「ビデオスキルが有効になっていません。Alexaアプリで、ビデオスキル・デバイスを探して有効にしてください。」と応答した場合は、デバイスを登録解除してから再登録します。EchoとFire TVの両方で同じAmazon開発者アカウントを使用していることと、どちらのデバイスも同じWi-Fiネットワーク上にあることを確認してください。

次のステップ

デバイスを適切にセットアップできたら、手順2: Fire TV対応サンプルアプリをセットアップするに進みます。

問題が発生して続行できない場合は、クラウド側の統合に関するトラブルシューティングを参照してください。