開発者の方であれば、アカウントの管理ではなく、アプリの開発に時間を費やしたいと考えるでしょう。とはいえ、アカウントのちょっとしたメンテナンスが必要になることもあります。開発者名の更新や新規ユーザーの追加が必要になるかもしれません。今回は、アカウントの更新を容易にし、完全にご自身で変更できるようにするために追加した新機能をいくつかご紹介します。
以下でご紹介する4つのヒントを参考にして、Amazon開発者アカウントの更新を可能な限りシンプルに行いましょう。
先週は「かっこいい」と思って付けた開発者名が、後になって「時代遅れ」、「ありきたり」、場合によっては「気恥ずかしい」と思い始めたらどうしますか?先日お伝えしたように、魅力的な開発者名はアプリの成功に不可欠です。名前を通じて開発者を知り、信頼するようになり、すべてのアプリに目を通すようになります。魅力的な開発者名を付けることで、ユーザーが開発者とそのアプリを簡単に見つけ、認識できるようになります。
開発者名を変更したい場合、アカウントを閉じて新しいアカウントを開設しなければならないのでしょうか?いえ、その必要はありません。開発者名は、開発者コンソールで直接更新できます。
アカウント名の更新が大幅に簡素化され、ご自身で変更できるようになりました。
会社に新しい人材が加わった場合や、アプリ開発、マーケティング、経理などに新たな協力者を招待した場合、それぞれに独自のログインを付与することで、共同作業が合理化され、チーム管理の効率が向上します。
管理者であれば、以下の手順で新規ユーザーを追加できます。
ユーザーを追加すると、開発者コンソールからそのユーザーに招待Eメールが送信されます。ユーザーがその招待を承諾すれば完了です。
ここで、管理者と役割について基本的な情報をお伝えします。
会社の開発者アカウントで各ユーザーに割り当てることができる役割は、管理者、マーケティング担当者、開発者、アナリストの4つです。各役割に独自の権限が割り当てられています。
会社を売却した場合(おめでとうございます!)や社内での役割が変わった場合、Eメールアドレスを変更する場合などは、どうすればよいでしょう?
新しいアカウントを作成しなければならないのでしょうか?いえ、その必要はありません。
必要な作業は、アカウントの所有者を更新することだけです。この処理も、開発者名の更新と同じように、ご自身で変更できるようになりました。これにより、アカウント管理の継続性を確保すると同時に、アカウントの閉鎖、新規アカウントの開設、アプリの移行に伴って生じる可能性がある、ユーザー、データ、支払いを失うリスクを回避できます。
アカウントの所有者は、別のアカウント管理者が削除できない唯一のAmazon開発者アカウントのユーザーであり、 アカウントを閉鎖できる唯一のユーザーでもあります。すべてのAmazon開発者アカウントで、アカウントの所有者は1人だけです。デフォルトでは、アカウントを作成したユーザーが所有者になります。
開発者アカウントの所有者を変更するには、その時点でアカウントの所有者でなければなりません。所有権の移行先は、別のアカウント管理者のみです。
手順は以下のとおりです。
以上、Amazon開発者アカウントの更新に関するヒントの一部をご紹介しました。その他のヒントについては、Amazon開発者向けコミュニティスペース(英文のみ)にアクセスし、appstore-accountトピックをご確認ください。このトピックに、関連記事をすべて追加してあります。
アカウント関連の問題や不明な点がある場合は、ぜひこちらからお知らせください。