インテグレーションを本番環境にする
[Step 7 of 7] このステップでは、本番環境の値を使用するようにインテグレーションを更新し、リリース前のチェックリストを確認します。このステップの終わりに、本番環境トランザクションを処理できるようになります。
1. ボタンレンダリングコードの更新
ボタンインテグレーションコードのsandbox
parameterを取り除きます。
2. APIエンドポイントの更新
SANDBOXと本番環境でそれぞれのキーペアを生成している場合は、publicKeyIdをLIVE-から始まる本番環境用のPublic Key ID
に更新します。Public Key IDを取得しますの手順を繰り返して、本番環境のPublic Key IDを生成します。手順2の「マーケットプレイススイッチャー」のドロップダウンから、必ず「Amazon Pay(本番環境)」を選択してください。
APIエンドポイントをSANDBOXから本番環境に変更します。SDKをご利用の場合は各SDKの変更手順に従ってください。
Region
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SANDBOX APIエンドポイント
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本番環境 APIエンドポイント
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US
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https://pay-api.amazon.com/sandbox/:version
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https://pay-api.amazon.com/live/:version
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EU/UK
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https://pay-api.amazon.eu/sandbox/:version
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https://pay-api.amazon.eu/live/:version
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JP
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https://pay-api.amazon.jp/sandbox/:version
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https://pay-api.amazon.jp/live/:version
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3. リリース前のチェックリストの確認
ビジネスのステークホルダーに適切なユーザーのアクセス権限があることを セラーセントラルで確認します。そして、本番リリース日が共有されていることを確認します。適切な本番リリースが行なわれるように、以下のリリース前チェックリストを確認してください。
アカウント設定の完了
- Amazon Payの事業者アカウントの登録が完了し、本番環境で支払いを処理する準備ができていることを確認してください。
- すべてのドメインがセラーセントラルに追加されていることを確認します。詳細については、セラーセントラルへのドメインの追加を参照してください。
- シームレスな決済エクスペリエンスを維持するために、セラーセントラル上でロゴを追加します。ロゴは自動的に50x150ピクセルにサイズ変更されることに注意してください。
- IPNを使用して非同期プロセスを処理している場合は、本番IPNエンドポイントを追加します。詳細については、IPNの設定を参照してください。
- 開発者アカウントを使用している場合は、本番環境アカウントにアップグレードします: US, EU, UK, JP
購入者エクスペリエンスの最適化
- カートから決済ページの流れにAmazon Payボタンが表示されていることを確認します。
- 購入者が手動で詳細情報の入力を求められる前、つまり決済の開始時にAmazon Payボタンを配置することにより、購入フローでの離脱を減らします。
- Amazon Payの決済エクスペリエンスがデスクトップとモバイルの両方のエクスペリエンスに最適化されていることを確認します。
- 購入者とのコミュニケーション の情報が正確であることを確認します。
一般的なインテグレーションの留意点
- 一部のAmazon Payトランザクションは非同期で処理されます。これは、Amazon Payが保留のレスポンスを返し、処理が完了するまでオブジェクトがPendingステータスになることを意味します。該当する箇所については、非同期処理の対応をしていることを確認してください。
- Amazon Payは、購入者氏名を返します。この氏名が正しく反映されていることを確認してください。一部の購入者は、「ジェーン」など、氏名の一部しか提供しない場合があることに注意してください。