マネジメントコンソールで組織を管理する
Alexa Smart Propertiesの登録を行うと、Alexa Smart Propertiesの組織が作成されます。この組織は、Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールで管理できます。
コンソールへのリンク
コンソールは、カナダ、ドイツ、スペイン、フランス、イタリア、日本、英国、米国のマーケットプレイスで、以下のリンクから利用できます。
- Alexa Smart Propertiesカナダ向けマネジメントコンソール
- Alexa Smart Propertiesドイツ向けマネジメントコンソール
- Alexa Smart Propertiesスペイン向けマネジメントコンソール
- Alexa Smart Propertiesフランス向けマネジメントコンソール
- Alexa Smart Properties日本向けマネジメントコンソール
- Alexa Smart Propertiesイタリア向けマネジメントコンソール
- Alexa Smart Properties英国向けマネジメントコンソール
- Alexa Smart Properties米国向けマネジメントコンソール
組織を管理する
Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールでは、組織ユーザーの追加と削除を行うことができます。組織ユーザーは、組織管理者のロールを実行できるAmazonビジネスアカウントのメンバーです。組織管理者は、Alexa Smart Properties組織のすべての施設についてフルコントロールの権限を持ちます。
組織ユーザーを追加する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開きます。
- ナビゲーションペインで、Organization Usersを選択します。
- AmazonビジネスのEメールアドレスを入力します。
- Add Userを選択します。
- ユーザーがページ上のユーザーの一覧に表示されます。
組織ユーザーを削除する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開きます。
- ナビゲーションペインで、Organization Usersを選択します。
- ユーザーの一覧で、削除するユーザーを選択します。
- Remove Userを選択します。
- ダイアログボックスで、OKを選択します。
- ユーザーがページ上のユーザーの一覧に表示されなくなります。
施設を管理する
施設ユーザーの追加と削除や、施設の作成、削除、更新を行うには、Alexa Smart PropertiesコンソールでPropertiesページを使用します。施設ユーザーはユニット管理者のロールを実行できます。このロールの詳細については、Alexa Smart Propertiesの施設とルームを管理するを参照してください。
施設を作成する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- Actionsドロップダウンメニューで、Add a propertyを選択します。
- ダイアログボックスで、有効な施設名と住所を入力します。
- Createを選択します。
- コンソールで住所が認識されない場合、住所を認識できないという警告が表示されます。有効な住所(データベースにまだ登録されていない新しい住所など)であれば、警告にかかわらず住所を選択できる場合もあります。無効な住所(市の名前や郵便番号が正しくないなど)の場合は、コンソールにエラーメッセージが表示され、有効な住所を入力しないと施設を作成できません。
施設の名前を変更する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- Property detailsページで、Editを選択します。
- 施設名を編集します。
- Saveを選択します。
施設を削除する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、削除する施設を選択します。
- Delete Propertyを選択します。
施設ユーザーを追加する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- ナビゲーションペインで、Property Usersを選択します。
- 追加するユーザーのEメールアドレスを入力します。
- Add Userを選択します。
- (オプション)Assign the user as Unit Adminを選択します。
施設ユーザーを削除する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- ナビゲーションペインで、Property Usersを選択します。
- ユーザーの一覧で、削除するユーザーを選択します。
- Remove Userを選択します。
- ダイアログボックスで、OKを選択します。
ルームを管理する
ルームの作成、取得、リスト取得、更新、削除を行うには、Alexa Smart Propertiesコンソールで施設のRoomsページを使用します。ユニット管理者ロールが割り当てられているユーザーのみがこれらの操作を実行できます。
ルーム名には、英数字および特殊文字を使用できますが、スペースとピリオドは使用できません。使用可能な特殊文字は、_ - = # ; : ? @ &
です。ルーム名は256文字以内にする必要があります。ルーム名は施設ごとに一意でなければならず、組織のユーザーにとって意味のある名前にする必要があります。カンマ区切り値(CSV)ファイルから、一度に複数のルームをインポートすることができます。
ルームを作成する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- Create Room>Create Single Roomをクリックします。
- Room nameフィールドに、一意のルーム名を入力します。
- (オプション)ルームにAlexaデバイスを追加するには、Echo Devicesの一覧から1つ以上のAlexaデバイスを選択します。注: Echo Devicesの一覧には、まだルームに関連付けられていないデバイスだけが表示されます。
- Createを選択します。
CSVファイルから複数のルームをインポートする
この機能は、米国およびカナダ向けのコンソールで利用できます。
一度に最大1000個のルームをインポートできます。Room Name
というヘッダーの後にルームのリストを追加して、ファイルを作成します。ひな形としてCSVファイルのテンプレートをダウンロードして使用できます。
Room Name
というヘッダーを含める必要があります。以下は、3つのルームが列挙されたCSVファイルの例です。
Room Name
Room 1
Room 2
Room 3
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- Create Room>Create Rooms with CSVをクリックします。
- インポート用にフォーマットされたCSVファイルをダウンロードする場合は、CSV Templateをクリックして、ダウンロードしたファイルにルームのリストを追加します。
- Choose Fileをクリックして、インポートするファイルを選択します。コンソールでインポートファイルの検証が行われ、エラーがあれば表示されます。
- Createをクリックして、ルームを作成します。
CSVファイルにルームの情報をエクスポートする
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- Roomsページに移動します。
- エクスポートするルームを選択します。すべて選択する場合は、Select Allボタンを使用します。
- Actions>Export Selectedをクリックします。この操作によって、以下のフィールドを含むCSVファイルがダウンロードされます。
- 施設ID
- ルームID
- ルーム名
- Echoデバイスの数
- 最後に適用されたテンプレート
- テンプレートが適用された時間
ルームの名前を変更する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- ルームの一覧で、ルームを選択します。
- Editを選択します。
- ルーム名を編集します。
- Saveを選択します。
デバイスとルームを関連付ける
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- 編集するルームをクリックします。
- デバイスのセクションで、以下のいずれかを実行します。
- Associate Devicesをクリックします。
- Actions>Associate Devicesをクリックします。
- Actions>Import CSVをクリックします。
詳細については、マネジメントコンソールでデバイスを管理するを参照してください。
ルームとデバイスの関連付けを解除する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- ルームの一覧で、ルーム名をクリックします。
- デバイスのセクションで、ルームとの関連付けを解除するデバイスを1つ以上選択します。
- Actionsメニューで、Disassociate from roomを選択します。
詳細については、マネジメントコンソールでデバイスを管理するを参照してください。
ルームを削除する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Propertiesページに移動します。
- 施設の一覧で、施設を選択します。
- 施設のRoomsページに移動します。
- ルームの一覧で、ルームの横のチェックボックスをオンにします。
- Deleteを選択します。
- ダイアログボックスで、Confirmを選択します。
ルームテンプレートを管理する
ルームテンプレートを定義すると、ルーム管理のプロセスを簡素化できます。ルームテンプレートには、施設内のルームのグループにある登録デバイスに適用する設定、スキル有効化、スキル無効化が含まれます。たとえば、VIPスイート用に、固有の設定とスキルを含めた専用のルームテンプレートを用意することができます。
ルームテンプレートは、1つのルーム(またはルームのグループ)に対していつでも適用することができます。ルームテンプレートを適用すると、適用時に一度、設定が取得されます。つまり、ある特定のルームにルームテンプレートを適用すると、適用時点でルーム内にあるデバイスに対してのみテンプレート内の設定とスキルアクションが取得されます。
ルームテンプレートは、作成後に変更することはできません。1つのグループのルームの設定とスキルアクションを変更するには、新しいルームテンプレートを作成し、そのテンプレートをルームに適用する必要があります。
新しいルームテンプレートを作成する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、施設のRoom Templatesページに移動します。
- Createをクリックします。
- Nameフィールドに、ルームテンプレートの名前を入力します。
- General Device Settingsペインで、以下のドロップダウンメニューから設定を選択します。
- Default Music ProviderおよびDefault Music Station - ゲストが「アレクサ、音楽をかけて」と言ったときにAlexaが再生するデフォルトの音楽プロバイダーと音楽ステーションを選択します。
- Language - ユーザーがルーム内のデバイスを操作するときに使用できる言語を選択します。サポートされている言語については、エンドポイントAPIのドキュメントを参照してください。
- Wake Word - デバイスをオンにする音声コマンドを選択します。ユーザーの混乱を避けるため、このオプションはAlexaのままにしてください。
- Max volume - 1~10の値を選択して、Alexaデバイスの出力音量を制限します。デフォルトの設定は6です。注: Echo Showデバイスはこの設定をサポートしていません。
- Temperature Unit - FahrenheitまたはCelsiusを選択します。
- Distance Unit - US (feet, inches)またはMetric (meters)を選択します。
- Timezone - ルーム内のデバイスのタイムゾーン設定を選択します。
- Do Not Disturb Mode - おやすみモードを有効にする場合はOnを選択し、無効にする場合はOffを選択します。この設定をOnにすると、ルーム内のデバイスで通知や呼び出しが行われなくなります。
- Follow Up Mode - 会話継続モードを有効にする場合はOnを選択し、無効にする場合はOffを選択します。会話継続モードが有効な場合、ユーザーは、その都度ウェイクワードを言わなくても続けてAlexaに質問することができます。
- Skills - ルームで有効または無効にするスキルを選択します。スキルの有効化と無効化の詳細については、スキルを管理するを参照してください。
- Create Templateドロップダウンメニューで、以下のいずれかのオプションを選択して、新しいテンプレートを保存します。
- テンプレートを作成し、現在の施設に適用するには、Current propertyを選択します。
- テンプレートを作成し、適用する施設を選択するには、Select propertiesを選択します。
ルームテンプレートを適用する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Room Templatesページに移動します。
- Room Templatesの一覧で、適用するテンプレートをクリックします。
- Apply to Roomsをクリックします。
-
ルームを選択して、Applyをクリックします。すべてのルームを選択する場合は、Select Allをクリックします。
一度に最大1000個のルームにテンプレートを適用できます(米国およびカナダのみ)。
ルームテンプレートを複製する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Room Templatesページに移動します。
- Room Templatesの一覧で、複製するテンプレートをクリックします。
- Save as new Templateをクリックし、以下のいずれかのオプションを選択して、新しいテンプレートを保存します。
- テンプレートを複製し、現在の施設に適用するには、Current propertyを選択します。
- テンプレートを複製し、適用する施設を選択するには、Select propertiesを選択します。
ルームテンプレートを削除する
- Alexa Smart Propertiesマネジメントコンソールを開き、Room Templatesページに移動します。
- Room Templatesの一覧で、削除するテンプレートのチェックボックスをオンにします。
- Deleteをクリックします。
- Actionsメニューで、Deleteを選択します。
- ダイアログボックスで、Confirmを選択します。
関連トピック
- Alexa Smart Propertiesについて
- Alexa Smart Propertiesのロールを管理する
- 施設とルームを管理する
- Alexa Smart Propertiesデバイスの購入とセットアップ
- Alexa Smart Propertiesのスキルを管理する
- Alexa Smart Propertiesのネットワーク要件とベストプラクティス
最終更新日: 2024 年 11 月 18 日