※このブログは、Arunjeet SinghのブログをToshimi Hatanakaが日本向けに翻訳し加筆修正したものです。
新しいAlexaレスポンシブコンポーネントやテンプレート、動的データソース、新しいタイ ムプリミティブ、条件付きコマンドをサポートした次期バージョンのAlexa Presentation Language (APL) が利用できるようになりました。
レスポンシブコンポーネント
新しいレスポンシブテンプレート
ユーザーがコンテンツをスクロールしながらアイテムを順次読み込むことで、大きなリストをスムーズに表示するAlexaのエクスペリエンスを作ることができます。このようなリスト は、レストランのリストや旅行先のリスト、連絡先リストや視聴する動画のリストなどを表示するために使うことができます。 一度にすべてのリストを送信するのではなく、データソースのデータを断片的に送信することで、より良い顧客体験を提供することができます。
この機能は新しいデータソースタイプを使用し、遅延読み込み用のアイテムのリストと、更新したいリストの両方を定義します。新しい動的データソースと関連するAPIを使用することで、APLドキュメントを再レンダリングすることなく、特定の値を追加、削除、更新することができます。
詳しくは、動的データソースの技術資料を参照してください。
動的データソースを有効にできる新しいインターフェースは以下の通りです。
補足: 新しいAPLドキュメントをレンダリングする必要がある場合でも、ドキュメント間で同じ背景色やグラデーションを維持することで、シームレスなエクスペリエンスを維持することができます。
タイマーなどの生産性を上げるツールは、Alexaで最も人気のあるユーザーのユースケースのひとつです。APLの新しいトップレベルの変数を使用して、時間を取得することができます。さらに、データバインディングコンテキストには、Timeオブジェクトが含まれています。Timeオブジェクトは、時間を操作したりフォーマットするビルトインのTime関数の集合体で、スキル体験の中に、アナログ時計、デジタル時計、カウントダウンタイマー、スト ップウォッチなどを構築することができます。
新しいSelectコマンドは、コマンドに条件付き実行機能を提供し、データ配列に対して一連のアクションを実行できるようにします。データソースの値に応じて、"when" を使うことで、コマンドリストの中から1つのコマンドを条件付きで実行することができま
例えば、AnimateItemコマンドを使用して画面上でダンスをするキャラクターを想像してみてください。新しいダンスの動きを作成するには、新しいデータソースにバインドするだけです
私たちの目標は、APLへの投資を継続して行うことで、視覚的にリッチな体験をより簡単に作成できるようにすることです。ここでは、チェックしておくべき私たちのおすすめの機能をいくつかご紹介します。
準備はできましたか?より詳しい情報はAPLの最新バージョンを参照してください。